退職を切り出すときの伝え方を解説します!上司に転職先や退職理由を言うべき?交渉の仕方は?何日前までに言えばいいの?転職エージェントが教えます

こんにちは泉です(自己紹介や当サイトの概要はこちらをクリックしてください)。

今回は「退職意思の伝え方」について話していきたいと思います。

退職の話は、どう切り出したらいいのでしょうか。緊張する方も多いでしょう。

ヘタに言うとトラブルになりがちですし。円満退職に越したことはないですよね。

「いつ」伝えるべきか。実務VS法律VS就業規則

法律的には、正社員であれば、退職2週間前までに退職意思を伝えておけば、仮に会社と合意が取れなくても退職出来ます。

一部例外があり、月給制で働いている方は例外規定があるものの、それを鑑みても1ヶ月もあれば退職は成立します。

ただし、一般的な会社では退職する1ヶ月前、半年前までに伝えることが就業規則で決まっている所もあります。

基本的には就業規則を守って切り出すのが理想的です。

もし万が一、内定が決まり「来月から来て下さい」と言われたときは、転職することが決まった段階で上司に相談するべきだと思います。

実務として引継ぎにどれだけ時間がかかるのか、転職先でのプロジェクトの都合も考慮する必要がありますので、臨機応変に検討していきましょう。

「どこで」「だれに」伝えるか。上司、人事、労基署、退職代行業者

直属の上司に伝えるのが一般的です。

最初はメールや電話、チャットにて何曜日の何時にお時間頂けないでしょうか。と切り出しましょう。

最初に同僚や取引先に伝えるのはトラブルになるのでやめた方がいいです。まずは上司に言いましょう。

ただし、転職を切り出された上司が退職を取りやめる様に転職届をにぎり潰したり、ポケットに入れたまま1週間、2週間も経ってしまう事があれば転職先にも迷惑をかけてしまいかねません。

 

上司だと事の進みが遅い場合は、次は人事に掛け合いましょう。

人事であれば法律的な部分も理解していると思います。

なので、上司より冷静に取り合ってくれる可能性が高いです。

 

もし仮に人事ですら取り合ってくれない場合は、最終手段として労働基準監督署に行きましょう。

最近は転職代行業者もあります。新しいビジネスですので会社によって違いはありますが1件5万、10万円程です。

古い人間からするとこんなのを使うのはけしからん。と思われる方も多いと思います。

ここまでくると、もはや円満退職とは言えません。円満退職をするならば出来れば上司と話す段階で面と向かって伝えましょう。

 

「何を」伝えるか。言っていい事、悪いこと

言わない方がいい事として、上司に退職先の話はしない方がいいです。
なぜなら上司に切り返し材料を与えて、話が長引くだけだからです。

辞める理由についてもネガティブな内容については言わない方がいいです。

昇進出来ないから、残業が多いから、給料が安いから。

そこで仮に給料が上がったとしても、やむを得ず特例として上がっただけなので今後も順調に給料が上がるなんてことはないでしょう。

 

また、言っていい事、言うべき事もあります。「いつ辞めるか」を伝えましょう。

次の会社に行くことが決まってるので、辞めますと報告という体をとることが重要です。

「辞めさせてくれませんか」と相談、依頼ベースではダメです。

 

「どうやって」伝えるか。エビデンスも重要

「退職願い」と「退職届」と2つありますが、「退職届」の方を出して下さい。

退職願いだと法律的にも、企業がダメですと言うと退職出来ない事になりかねないです。

退職届を出すと辞める意思も伝わります。

エビデンスも重要です。

紙で退職願いを出すと上司がポケットに入れて、言った言わないになってしまう場合もあるからです。

なので、紙と同時にメールでも送ると上司と揉めてしまい人事、労基署と行った時に証拠になります。

 

ここまでで言った事が出来ているかどうかで円満退職率が大きく変わってきます。

書類関係はしっかりと読むべき

競合避止、つまり同業他社に行かないで下さいという内容の書類にサインを求められることがありますが、サインをする義務はありません。

書類関係はしっかりと読むべきです。

お世話になった会社に信頼があるかもしれませんが、辞める人に対して冷たい会社もあります。

変なことをしてこないとは限りません。

余計な書類にはサインをしないで下さい。

ボーナス、有給休暇はもらってから辞めるべきか

ボーナスは既に働いた分の対価のなので、堂々と貰ってから辞めるべきだと思います。

有給休暇はいつでも使っていい労働者の権利です。

なので、例えば4月に転職するとして有給休暇が30日残っていた場合、2月中まで出社して残りを有給で消化出来たりするのですが、次の会社の出社日との兼ね合いで上手く消化出来ない方もいると思います。

有給買い取り制度がある会社もあります。

しかし会社にとって有給買い取りは義務ではないので有給を消滅させてしまう方もいるかと思います。

そこは臨機応変に対応しましょう。

引き留められる場合も

優秀な方であればあるほど、強烈な引き留めを経験する事になると思います。

去る者追わずで人が入れ替わることを前提としていて、転職を応援してくれる素晴らしい会社もありますが、多くの会社は戦力になる方ほど引き留めます。

ほとんどの会社は誠意をもって対応すれば分かってもらえます。

とはえい、中には悪質な会社もあります。実家に嫌がらせの電話をしてきたり、役員総出でマンションまで頭を下げて情に訴えに来る事もあります。

ただし、引き留めにより出社日がずれた場合、転職先に迷惑をかけますし評価を下げられる事もあります。

そのリスクを受けてでも現職との仲を保つべきだと思えば引き留めに応じてもいいかと思いますが、私だったら危ない橋は渡らず心を鬼にしてきっぱりと言った方がいいと思います。

転職は人生で1度か2度、人によっては全くない事だと思いますので、いざという時どうすればいいのか困ると思います。

私達は法律の専門家ではないので法的な相談には乗れませんが、出来る範囲で相談相手になれたらと思いますのでご連絡頂ければと思います。