優秀な人はなぜやめるのか?その理由を転職エージェントがお話しします
こんにちは泉です(自己紹介や当サイトの概要はこちらをクリックしてください)。
今回は何故、優秀な社員は辞めるのかという話をしていきます。
経営者からすると手塩に掛けて育てた社員が辞めるのは痛手ですよね。
終身雇用の時代ではないのでずっと何があっても働いてくれる訳ではありません。
どうして今いる会社を辞めて新しい会社に行くと決めたのかを考えいきましょう。
1.「金&ポジション」について
なんだかんだこれが一番大事です。
そもそも給料をくれない会社からは、優秀な人ほど辞めてしまいます。
もしやりがいや使命感を重視している人でも、仮に給料が今の半分になりますと言われたら、「生活もあるし、これ以上ここでやってくのは厳しいな・・・」となる人が多いと思います。
また、周りに比べた給与水準が低い場合も不満が出やすいです。
みんなが一律低い給与水準だと不満は出にくいですが、大して変わらない仕事をしているのにえこひいきされて多く貰ってる人がいるとか、納得できない給与格差がある場合は不満が出ます。
あまりひどくなるとやめてしまいます。
2.「人間関係」経営者・上司・同僚・部下・後輩
人間関係もやめる大きな原因になります。
特に一番よくあるのが、トップの社長に対してです。
また、部署の上司・同僚との相性や折り合いが悪いときも問題です。
どうしても折り合いが悪いというケースはあります。
部署移動をして上手く立ち回れればいいですが、小さな会社だとそれも出来ず、毎日ずっと同じ方達と顔を合わせる事になります。
3.「労働環境」残業、パワハラ
残業時間や休日数があまりにも少ない場合、不満をもって辞める人が出てきます。
働き方改革が言われる前の時代は「残業、ハードワークをしてこそ優秀だ」と思われていました。
確かに、大事な案件の直前など、パワーを集中させてやるのが求められるときはあります。
しかし、恒常的に残業が過労死ラインの100時間を超えているのは問題です。
てか、そもそも残業時間が80時間を越えていたら、相談した方がいいです。
残業が80時間を超えていても仕事が面白いと思っていたら問題ない場合もありますが、嫌な仕事でしたら危険信号です。
休んでも死にません。ちょっとでもおかしいと思ったら休んで下さい。
また、ひどいところだと、パワハラで灰皿が飛んでくる労働環境もあります。
これが当たり前になると、人は精神的に参ってしまいます。
4.「やりがい」職務内容、使命感
やりがいが感じられず、やめる人も多いです。
何をもってやりがいと言うのかは人により異なるので、やりがいが無いと感じている方は、その原因が何なのかを分解して考えることが大事です。
お金が貰えるからやりがいがあると思う方もいれば、仕事に燃えている方もいれば、職場の人間関係が良い事にやりがいを感じる方もいます。
そこがわからないと、転職しても同じ事を繰り返してしまいます。
原因が分かれば社内で部署移動する、仕事のやり方を工夫して変える、転職するにしてもそれに合わせて転職先を探す、などの対処をとる事ができるかもしれません。
あと、人は使命感が得られるとやりがいを感じやすいです。
もし経営者の方がこの記事を読んでたら、自分の会社の使命感などを話してみてください。
優秀な方は辞めなくなるかもしれません。