今いる会社を辞める気がなくても、転職活動をやっておいたほうがいい理由はこれです

こんにちは泉です(自己紹介や当サイトの概要はこちらをクリックしてください)。

今回は、「今いる会社を辞める気がなくても、転職活動をやった方がいい理由」について話をしていきたいと思います。

近年、終身雇用や年功序列といった日本企業の制度が崩壊してきているのを、皆さんはご存知でしょうか。

最近の調査によると、新卒で入社して定年まで勤めあげる、勤めあげられることが出来る人は、3人に1人もいないそうです。

つまり、3人に2人は、自分で好む、好まざるとに関わらず、どこかのタイミングで会社を出ていっているわけですね。

そのような時代に、もし、あなたが転職する準備もせずに、今の会社にずっといるつもりで毎日を過ごしているとしましょう。

そしてある日、会社の業績が悪化するなど、何らかの事情で会社を出なければならなくなった。

そのときにあなたは、初めて転職活動をしようとするわけです。

 

すでに世の中では、転職活動をするということが身近になってきていますが、転職活動をするタイミングというのは、自分でコントロールできるとは限りません。

いつ来るかわからない転職活動のタイミングに備え、あなたは転職活動の準備をする必要があるのです。

 

「メンバーシップ型」と「ジョブ型」

皆さんは、「メンバーシップ型」と「ジョブ型」という言葉をご存知でしょうか?

それぞれタイプの異なる雇用形態を表す言葉です。

「メンバーシップ型」という雇用形態は、従来の日本の雇用形態、つまりは終身雇用を意味しています。

1度にまとめて人を採用し、その人材を会社内の様々な事業や部署に振り分けていく。

そうして、会社があなたの人生を丸抱えしてくれるわけです。

 

一方、ジョブ型は欧米で主流の雇用形態です。

例えば、企業が新しい事業を展開しようとしたとき、外部などからそのスキルを持った人をあてがっていきます。

非常に機動的なスタイルです。

 

冒頭でも述べましたが、今、日本では従来の「メンバーシップ型」の雇用形態が崩れてきています。

そして、「メンバーシップ型」の雇用形態に代わって台頭してきたのが「ジョブ型」の雇用形態なのです。

 

そのような時代の中、40代、50代になって、唐突にリストラをされたときのことを考えてみて下さい。

なんの転職活動の準備もせずにいたとすると、「はて、自分はどこに行けるんだろうか?」となかなかにしんどい状況が待ち受けているはずです。

 

「ジョブ型」の時代を生き抜くために

では、そんな「ジョブ型」の時代を生き抜くためにはどうすれば良いか?

そのためには、「キャリアの棚卸」をすることが必須になってきます。

自分がこれまでどういう経験を積んできて、どのような資格をとり、どのような人脈を築いてきたのか?

これらをパッと問われて即答できる方は稀だと思います。

 

なので、1年に1回、難しければ2年に1回でも良いので、定期的に文章に起こしてみて下さい。

それこそ職務経歴書を作ったりしてみても結構です。

 

そうすると、「あっ、自分はこういうことをやってきたから、客観的には自分はこの程度の評価を受けそうだな。」ということがわかると思います。

 

また、「自分は本当はこういうことをやりたいんだな。」などの新たな気付きもあると思いますので、「キャリアの棚卸」を日頃から準備しておくことは本当にお勧めです。

 

他にも、「キャリアの棚卸」をする際に、我々のようなキャリアアドバイザーや転職エージェントと呼ばれる人達にアドバイスを求めるというのも非常に有効な手段です。

 

もちろん、初めに1人でじっくり考えることも重要なのですが、長い時間1人で考え込んでしまうと、きっと「これで良いのかなあ?」とわからない部分が出てくると思います。

そうしたときに第三者に話をすると、それだけで頭の中が整理できたりもしますし、お勧めです。

さらに、転職エージェントの方なら、転職、キャリアというものに対して豊富な知見を持っている訳ですから、適切なアドバイスも得られるでしょう。

転職する気がない方でも、通常の転職エージェントさんは、喜んで相談に乗ってくれるはずです。

実際、私も過去に転職でお付き合いのあった求職者さんから、「今すぐ転職を考えてはいないんだけれども、これからどうしていくか迷っているので、1回お話聞いてくれませんか?」とご連絡をいただきます。

そうしたときには、もちろん私もご相談に乗っています。

 

最後にもう1度、理想は1年に1回、難しければ2年に1回、3年に1回でも良いので、自ら職務経歴書を書くとか、誰かに話を聞いてもらう、そういった活動をしてみて下さい。

あなた自身の年齢が上がるにつれて、性格も随分変わってきますから、お気付きになることも多いのではないかと思います。